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浜田省吾さんのこと。自分の好きなもの。日々想うことを...

春嵐 Six kill  

読了。
Six kill
ロバート・B・パーカー スペンサーシリーズの最終作を読み終えた。
思えば19歳の頃、女性週刊誌に紹介されていたのを読んで知った。

「どんな窮地に陥っても、軽口をたたくタフガイ。グルメを気取るが、チーズバーガーとビールに目がない。
おしゃれにもうるさく、服の色と銃のホルスターの色を合わせるボストンの探偵。」のような推薦文に興味を惹いた。

原題の「Six kill」は、ずーっと何の意味かと思っていたが、新たなキャラクターの名前だった。
さて、内容はボストンの映画スターのホテルの部屋で、若い女性が変死した事件を調査するというもの。

スペンサーは相変わらずだった。仕事を解雇されても、無報酬で調査を続け、脅かしにも屈せず立ち向かった。
そんな中、「Six kill」という青年を人生のどん底から救う。

このシリーズは今後、エース・アトキンスが引き継ぐらしい。
しかし、パーカーの描くスペンサー・スーザン・ホークにはもう会えないのは、さみしい限りだ。

結局、パーカーはボストン・レッドソックスの松坂を登場させなかったな。
そしてスペンサーのフルネイムも教えてくれなかった。

なにより、本人は最後の一冊になるとは思っていなかったろうが、大好きなホークが出なかった。
ホークの活躍を読みたかった・・・残念でならない。

途中、訳者の菊池光氏が亡くなったりしたが、パーカー共々あらためて冥福を祈る。










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